
(樹海の中の富士スバルライン)
久しぶりに墓参りに東京に帰りました。
ナツメが富士山を見たいというので、弟の家のある相模原を出発、富士山に向かう国道413号線(道志道)に入ると、自転車が次から次へと沢山走っています。
山中湖を過ぎ、有料道路料金所手前の看板に「翌日6月2日は富士クライム自転車レース開始のため、通行禁止」と書かれていて納得しました。
富士スバルラインは、麓の河口湖から5合目まで距離約30km、途中6kmの地点から有料道路になり料金所があります。
標高差は約1500m、料金所からでも30分余りかかります。
樹海の中を気持ちよく進むと、3合目付近から突然濃い霧に覆われます。
そんな中を1台で、あるいは十数台のグループで次から次へ自転車が走っています。
翌日のレースに備えているのでしょう。
よくこんな登り坂が続く道を走りますね。
翌日には足がパンパンに張ってしまうのではないか心配します。
お店のお客さんKさんから、以前このレースに参加した話を聞きました。
自転車乗りにとって、登り坂ほど楽しいことはないそうです。
素人には信じられません!
(Kさんの自転車)
Kさん、東京に転勤してしまったのですが、去年夏帰阪した折に自転車に乗って店に来てくれました。
この自転車300万円するそうで、自分は怪我しても自転車は傷つけないように転ぶようですよ!
Kさんもレースに参加しているかも?

(4合目付近)
4合目を過ぎると頂上は雲に覆われ見えないまでも、やっと時々富士山が現れるようにました。


(スバルライン終点5合目)
やがてスバルラインの終点標高2305mの5合目です。
ここには宿泊施設・レストラン・土産物店がそろっています。
自動販売機で飲み物を買いましたがゴミ箱がない。
全部持ち帰りだそうですからうっかり物を買えません。
五合目は、沢山の人であふれかえっていますが、ほとんど外人さんです。

(小御嶽神社)
赤い鳥居を奥に進むと小御嶽神社があります。
神社は平安時代中期朱雀天皇承平7年(937)創建された、富士登山者の守護神です。
帰りは山中湖温泉によりました。
ここは湯船につかりながら、富士山の絶景が見える人気のスッポットですが、残念ながら雲に覆われておりました。
大阪に帰ってから、ネットで「山梨ニュース」を見ると、クライム自転車レースの参加者は8300人、距離24km、標高差1300mを最高時速45km/hで、早い人は56分でゴールしたと言うことです。
すごいですね!
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